どーも、今日のブロガーの HGY です。
なんと今日は、沖縄からの半年間の交換留学生 YAK が 123D Design でモデリングしたフラワーを 3D プリンタで造形しました。自分で作ったモデルを造形したのは、釧路勢をさしおいて、沖縄の YAK が一番乗りです。どーした釧路勢!(^^;)
造形は時間がかかるので、ゼミ発表を始める前に3Dプリンタでモデルの造形を始めておこうと思って準備したら、、、準備があたふた、、、特に、ヘッドと造形ベッドのすきまを初期調整するのに時間がかかりました。がんばれCNM。調整しているうちにプリンタが反応しなくなって電源を入れ直したり…。余計に時間がかかります。
3Dプリンタの準備が整って、さあモデルをソフトに読み込ませて、スライスして……。ところがスライスがなかなか終わりません。やっと出てきた G-code のグラフィックを確認すると、あれ????、6枚あるはずの花びらが、第1層には 1 枚しか表示されないぞ…。どういうことだ???
いろいろ調べてみると、なんと、6 枚のうち 5 枚の花びらは、ほんの少〜〜し、地面から浮いているのでした。かくして「YAK の花のモデルがちょっと浮いている事件」発生(‐‐;)
その場で修正することも考えましたが、まだソフトウェアにも不慣れ。時間がかかりそうです。まいっか!ってことで、ゴーインにそのまま作っちゃいます(^^;)。まあこれも勉強です(^^:)。どうなることでしょう。
3Dプリンタが自動的に花を造形している間に、ゼミ発表をしました。内容は、秋合宿で発表する「3Dプリンタについて」です。
今回の合宿は、先生4人が受け持つ 4 つのゼミが、それぞれ 50 分ずつの持ち時間でテーマを決めて発表をします。当 H コース(広重ゼミ)は、せっかくなので夏から取り組んでいる「3Dプリンタ」について調べて、実演を交えて発表しよう、となりました。
最初に CNM & RYP ペアが「3Dプリントまでの道のり」についてやりました。サポート材や熱変形によるトラブル、3Dモデリングのソフトウェア紹介やスライサについてですね。
3Dプリンタを既に知っている人にはわかるけど、秋合宿では初めて聞く学生に説明。短時間にどれだけわかりやすく説明できるか、けっこう大変そうです。
次は UME & HGY ペアの「新しい技術と社会」。またの名を「3Dプリンタ事件簿」です。
あ、言い忘れましたがここ数回のゼミは、1年生も数名見学に来ています。
反社会的製造物と権利関係についてやりました。今回は有名な3Dプリンタの銃製造事件と、著作権についてです。ここで共通して言えるのは「道具自体は良くも悪くもなく、使い方で変わる」ことですね。
3Dプリンタによる様々な問題が取り上げられていますが、実際はその反面良い効果もあります。3Dプリンタが悪いというわけではないのだ!!
と、4人のゼミが終了したところで YAK のフラワーが完成しました(^w^)/いやっふ‐‐!!
あれ? ずいぶん、「糸引いて」ないかい???
浮いているところは宙にフィラメントを放出するので、はじめはやっぱり形になりませんでしたが、何層が積み重ねる間になんとか形が作られて、ある程度進んだらもうほとんど問題にならなくなりました。
「ケープ」でがっちりベッドにくっついているので、剥がすのが大変。花びらの根元が細いので、折らないようにしないとね…。
花びらの間はずいぶん「糸を引く」状態がみられました。これは何が良くないのか?? 赤の ABS フィラメントが他のものより少し粘り気があるのか???? それとも浮いていることの影響か?? これからの課題ですね。
たくさんの「糸引き」は、YAK が丁寧にカッターで取り除きました。
きれいになったところで、完成!!
YAK かわいいね!!
以上本日のブログ終了です。