こんにちは、CNM です。
本日はサポート材除去の実験のために、RYP がモデリングしたマグカップをプリントしてみました!
合宿の発表で、サポート材とは何をするもので、どんなものなのか、簡単に取り外せるのか?? という疑問に、実物を見せながら答えられるように、ということで企画した実験です。
【動画あります→】RYP のマグカップ、スライサが完了するまでに少し時間がかかりましたが、なんとかスライスしてくれました・・・・(^_^;)
広重註) なんだか、ずいぶん時間がかかると思ったら、プリント可能範囲の外に物体がある、という意味のメッセージが出て、地下の位置の遙か彼方までフィラメントが伸びているような、そんな画面が出ました。でも拡大するとその遙か彼方へのフィラメントは見えなくなったりします。不可解。
今日も発表にさきだって、3Dプリントをスタートさせます。
ゼミメンバーが合宿の発表練習をしている間に、1人働く3Dプリンター・・・
発表もそこそこ盛り上がっています。HAC は一人で「3Dプリンタの組み立て工程」を説明しています。
RYP のコップはだんだん形になっていきます。
コップの取っ手の部分にサポート材がついています。
頑丈に見えますが中はわりとスカスカ~~~
本体と接している部分も微妙な隙間があいている!!!!
後で除去しやすくしてくれているんですね!頭がいい!!!
全員の発表が一通り終わったところで丁度プリント完了。
小さくて可愛いマグカップが完成しました(*^_^*)
さっそくサポート材除去作業・・・
(H先生の御手も大いにお借りしながら・・・笑)
カッターとペンチを使いながらそーっと扱い、なんとか綺麗にとれました。
なんと!!このコップ、ちゃんと水を注げるんです!笑
作成者の RYP も大喜び!(^-^)
広重註) スライスに時間がかかり、ヘッドとテーブルの隙間を調整してから時間が経ってしまい、その間にテーブルベースが熱変形して、予定よりも隙間が少なくなってしまいました。それにより第1層目が平たくつぶれてびっしりくっついて造形されたため、期せずして、水が漏れないカップができました……。通常は、底に隙間があって水は漏れます。
ついでに先生がプリントした可愛らしいお人形(く○モン)もサポート材をとってあげました。(早く色を塗ってあげたい。笑)
サポート材も少々コツがいりますが、しっかりとれることが判明(^O^)
これからますますいろいろなものが出来そうですね!
今までの造形品が、楽器棚の空きスペースに整列しました。
P.S. by 広重
「ケープ」を使い始めてから、テーブルに貼ってある「カプトンテープ」の損傷が激しく、ボロボロになってきました。そこで実は既に、ABS のテーブルベッド定着問題の「救世主」と評判の「BuildTak」シートを、仕入れました。使うためにいろいろと準備や調整が必要らしいので、今回の合宿のデモでは使用せず、合宿後にじっくりとデビューさせます。