「ケープ」初出動・スマホスタンド造形

先日より、ABSの反りによるトラブル対策をいろいろ調べてきました。とにかく、ヒートベッドから剥がれて冷えてしまうことを防ぐことが大切のようです。ベッドにしっかり貼り付けて反りに負けずに頑張るように。いろいろな方法が試されているようですが、まずは定評のあるヘアスプレー「ケープ」のスーパーハードを試してみることにしました。これは粘着力で貼り付けてしまうものです。

IMG 8762まずは比較実験として、ケープなしで「Hコースメダル(通称ドラ○もんの鈴)」をプリント。夏にプリントしたときには反りには気がつかないくらいでしたが、今はもう秋。北海道の秋はどんどん寒くなります。

やはり少し反りで剥がれてきました。寒さの影響もあるのでしょうか。

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ここでケープ登場。段ボールでにわか作りの、飛散防止フードも出動です。

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そして同じデータをプリント。第1層間隔の調整を省略したら、すこし間隔が狭くなったようで、第1層が平たくつぶれています。これは粘着力が増える状況です。あまり正確な比較になりませんが、ケープありの方はしっかりくっついて、反って剥がれてくる様子はありません。

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ばっちりできました。やはりケープの威力は大きいようです。しっかり張り付いているので、なかなか剥がれません。カッターナイフでやや苦労して剥がしました。カプトンテープが傷んでしまいました。

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条件を変えて、いくつか作りました。久しぶりに「実験」な気分です。

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Hコースメダルがうまくいったので、調子に乗ってもう一つ作ってみることにしました。ゼミで学生たちに練習させたサンプルモデルの、スマホスタンドの部分だけ取り出して、123D Design でさくっとモデルを作ってみました。

土台の部分ができていきます。

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スタンドの部分も積み始めました。スマホを入れる穴は少し傾けてあります。ですが長辺方向で反りがでてきました。ケーブでもこれだけの長さでたくさん積むと、持ちこたえられないようです。

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できました。反りも不安定になるほどではありませんでした。さっそく iPhone を入れて記念撮影。たまたま近くにいた卒論準備の 4 年生の iPhone です。

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別の学生ものぞき込んで、興味津々です。

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