円の面積の教具の試作

昨日、ケープ作戦がうまくいったので、調子に乗ってきました。

今日は、当初より造形してみたいと考えていた「円の面積」の教具づくりへむけて、基本的な形状を試作してみました。

まずは 123D Design でさくっとモデリング。スケッチで 30°の円弧をつくります。「ショートケーキ」みたいです。壁の部分はオフセットですぐにスケッチできます。真ん中の丸いところは、黒板に貼り付けるための磁石を入れるところです。内周の直径が 12mm です。

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各部を Extrude したらできあがり。厚さは今回は適当です。「ショートケーキ」状の形のとがった先端部分は、細長くて反りそうなので、2個の同じ図形を組み合わせて、ちょうどフィラメント1層分にあたる 0.4mm 厚の連結部を介して繋がっているように作りました。これで浮き上がりを抑えようという魂胆です。

造形を始めました。今日は白の ABS フィラメントです。

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途中でフィラメントがフィーダー前のリールのところで絡まってしまい、フィラメントが送られなくなっていました。しばらく気がつきませんでした。あわてて一時停止して、フィラメントをほどいて正常にしたものの、造形再開しても Z 軸がすでにかなり下がってしまっていて、空中にフィラメントをはき出すことになってしまい、うまく定着しません。やむなく中断。

ですが、なんとちょうど磁石がはいるくらいの厚さになっていました。ラッキー。こんな感じです。

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切り離して磁石をはめてみました。磁石はぴったり入って取れにくいものと、すこしゆるくてすぐ落ちてしまうものがあります。なにしろ百均の磁石なので、大きさに少しばらつきがあるのかな?

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ホワイトボードに貼ってみました。うまく貼れます。でも白いホワイトボードに白の教具では見えない。

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いろいろ改善すべき点も見つかりました。

  • 色は白以外に
  • 磁石の厚さをきちんと測り、壁の高さをそれに合わせて無駄をなくす。
  • Infill のハニカムが大きくて、細いところで天井が踏み外しそう
  • 壁の厚さは、もっと薄くてよい。無駄に厚いと造形に時間がかかる。

次回改善してみましょう。